「USBメモリをパソコンに挿したのに表示されない」
「Windows 11がUSBメモリを認識してくれない」
「昨日まで使えていたUSBメモリが突然使えなくなった」
このようなトラブルは、Windows 11を使っていると意外とよくあります。
USBメモリが認識されない原因は、USBポートの接触不良やWindows側の一時的な不具合、ドライバーの問題、USBメモリ自体の故障などさまざまです。
ただし、いきなりUSBメモリを初期化するのはおすすめしません。
中に大切な写真や仕事のファイルなどが入っている場合、データを失う可能性があるためです。
この記事では、情シスでPCトラブル対応をしてきた経験をもとに、Windows 11でUSBメモリを認識しないときに初心者でも確認できる方法を7つ紹介します。
Windows 11でUSBメモリを認識しない主な原因
まず、USBメモリが認識されない主な原因を確認しましょう。
- USBポートの接触不良
- USBメモリの一時的な不具合
- Windows 11の一時的なエラー
- USBドライバーの問題
- USBメモリにドライブ文字が割り当てられていない
- USBメモリのファイルシステムの問題
- USBメモリ自体の故障
原因によって対処方法が違います。
まずは簡単で安全な方法から順番に試していきましょう。
Windows 11でUSBメモリを認識しないときの7つの対処法
1.USBメモリを一度抜いて挿し直す
最初に試してほしいのが、USBメモリの抜き差しです。
USBメモリをパソコンから取り外し、数秒待ってからもう一度接続してみましょう。
接続するときは、USBメモリが奥までしっかり挿さっているか確認してください。
接触がうまくいっていないだけで認識されないケースがあります。
また、USBハブを使用している場合は、USBハブを外してパソコン本体のUSBポートへ直接接続してみてください。
2.別のUSBポートに接続する
特定のUSBポートだけに問題がある可能性もあります。
デスクトップパソコンなら、別のUSBポートに接続してみましょう。
ノートパソコンの場合も、反対側など別のUSBポートがあれば試してください。
特に、
「このUSBポートでは認識しない」
「別のUSBポートでは認識する」
という場合は、USBメモリではなくパソコン側のUSBポートに問題がある可能性があります。
3.パソコンを再起動する
Windows 11側の一時的な不具合でUSB機器を正しく認識できていない場合があります。
その場合は、一度パソコンを再起動してみましょう。
再起動方法
- 「スタート」をクリック
- 「電源」をクリック
- 「再起動」をクリック
- Windowsが起動したらUSBメモリを接続する
再起動後にUSBメモリが表示されれば、一時的なWindowsの不具合だった可能性があります。
パソコンの動作が重い場合は、こちらの記事も参考にしてください。
【内部リンク】
「Windows 11でパソコンが重い・遅いときの対処法」
4.エクスプローラーでUSBメモリを確認する
USBメモリを接続したあと、エクスプローラーを開いて確認します。
キーボードの
「Windowsキー」+「E」
を押すとエクスプローラーを開けます。
左側または「PC」を開いて、「デバイスとドライブ」の中にUSBメモリが表示されているか確認してください。
「USBドライブ」「リムーバブルディスク」などと表示されていれば、USBメモリは認識されている可能性があります。
もし表示されない場合は、次の方法を試します。
5.「ディスクの管理」でUSBメモリを確認する
エクスプローラーにUSBメモリが表示されなくても、Windows 11がUSBメモリそのものを認識している場合があります。
そこで確認したいのが「ディスクの管理」です。
ディスクの管理を開く方法
- 「スタート」を右クリック
- 「ディスクの管理」をクリック
- 接続しているディスクを確認する
ここにUSBメモリが表示されているか確認してください。
USBメモリが表示されているのにエクスプローラーに表示されない場合、ドライブ文字が割り当てられていない可能性があります。
例えば、
- C:
- D:
- E:
などのドライブ文字がUSBメモリに割り当てられていない状態です。
この場合は「ドライブ文字とパスの変更」からドライブ文字を割り当てることで、エクスプローラーに表示される場合があります。
ただし、ディスクの管理では操作を間違えるとデータを失う可能性があります。
USBメモリに大切なデータが入っている場合は、フォーマットや「ボリュームの削除」は絶対に先に行わないでください。
6.デバイスマネージャーでUSBドライバーを確認する
USBドライバーの一時的な不具合によって、USBメモリが認識されない場合があります。
「デバイスマネージャー」を確認してみましょう。
デバイスマネージャーを開く方法
- 「スタート」を右クリック
- 「デバイスマネージャー」をクリック
- 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を確認
USB関連の項目に「!」や「?」などのマークが付いていないか確認します。
問題が表示されている場合は、対象のデバイスを右クリックしてドライバーの更新などを試します。
ただし、何のデバイスなのか分からない状態で適当に削除するのはおすすめしません。
特に仕事で使用しているパソコンでは、管理者や会社のIT担当者に確認してください。
7.別のパソコンでUSBメモリを確認する
ここまで試しても認識しない場合は、USBメモリ側に問題がないか確認します。
可能であれば、別のパソコンにUSBメモリを接続してください。
別のパソコンで認識する場合
別のパソコンでは正常に認識するのであれば、
- Windows 11側の設定
- USBポート
- ドライバー
- パソコン側の問題
などが考えられます。
別のパソコンでも認識しない場合
別のパソコンでも認識しない場合は、USBメモリ自体の故障やデータ破損の可能性が高くなります。
特に、
「突然認識しなくなった」
「何度挿しても反応しない」
「重要なデータが入っている」
という場合は、何度も抜き差ししたり、初期化したりせず、データ復旧を検討してください。
USBメモリが認識しないときにやってはいけないこと
USBメモリの中に重要なデータが入っている場合は、以下の操作には注意してください。
1.すぐにフォーマットしない
Windowsから、
「フォーマットする必要があります」
というメッセージが表示される場合があります。
しかし、USBメモリの中に必要なデータがある場合は、すぐに「フォーマット」を選択しないでください。
フォーマットするとデータにアクセスできなくなる可能性があります。
2.「初期化」を安易に実行しない
「ディスクの管理」で初期化を求められた場合も注意が必要です。
データが必要なUSBメモリなら、まず原因を切り分けることをおすすめします。
3.何度も抜き差ししない
USBメモリの接触不良を確認するための数回の抜き差しは問題ありません。
しかし、故障している可能性があるUSBメモリを何度も抜き差しするのは避けましょう。
USBメモリを購入するときのポイント
USBメモリは容量だけでなく、転送速度や接続規格も確認しましょう。
例えば、
- 仕事の書類中心 → 32GB~64GB
- 写真・動画 → 128GB以上
- 大容量ファイルを頻繁に移動 → 高速転送対応
など、用途に合わせて選ぶと使いやすくなります。
また、大切なデータをUSBメモリだけに保存するのはおすすめしません。
写真や重要な仕事のファイルなどは、パソコンやクラウドなどにもバックアップしておくと安心です。
それでもUSBメモリを認識しない場合
ここまで試しても認識しない場合は、原因を一つずつ切り分けていきましょう。
パソコン側を確認する
別のUSBメモリを接続してみてください。
別のUSBメモリが正常に認識するのであれば、パソコン側ではなく、最初のUSBメモリに問題がある可能性が高くなります。
USBメモリ側を確認する
別のパソコンでも認識しない場合は、USBメモリの故障やデータ破損を疑います。
重要なデータが保存されている場合は、自己判断でフォーマットや初期化を行わないようにしましょう。
まとめ|Windows 11でUSBメモリを認識しないときは順番に確認しよう
Windows 11でUSBメモリを認識しない場合、いきなり故障と判断する必要はありません。
まずは簡単な方法から順番に確認してみましょう。
今回紹介した方法は以下の7つです。
- USBメモリを抜いて挿し直す
- 別のUSBポートに接続する
- パソコンを再起動する
- エクスプローラーで確認する
- 「ディスクの管理」で確認する
- デバイスマネージャーを確認する
- 別のパソコンで確認する
特に注意したいのは、USBメモリの中に大切なデータが入っている場合です。
認識しないからといって、すぐにフォーマットや初期化を行わないようにしてください。
まずはUSBポートを変更したり、別のパソコンで確認したりして、パソコン側とUSBメモリ側のどちらに原因があるのかを切り分けましょう。
USBメモリだけでなく、BluetoothやWi-Fiなどの周辺機器でも、原因を一つずつ切り分けることがトラブル解決の基本です。
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