「Windows 11のパソコンが突然固まって動かない」「マウスもキーボードも反応しない」「アプリが応答しなくなった」など、パソコンを使っているとフリーズに困ることがあります。
フリーズすると「故障したのでは?」と心配になりますが、原因によっては簡単な操作で復旧できる場合があります。
この記事では、Windows 11でパソコンがフリーズしたときに、初心者でも試しやすい対処法を7つ紹介します。
大切なデータをできるだけ失わないためにも、簡単な方法から順番に試していきましょう。
Windows 11でフリーズする主な原因
Windows 11のパソコンがフリーズする原因は一つではありません。
主な原因として、次のようなものがあります。
- メモリ不足
- CPUに負荷がかかっている
- アプリが正常に動作していない
- Windows Updateの問題
- ストレージの空き容量不足
- ドライバーの不具合
- Windowsのシステムファイルの破損
- パソコン本体の発熱
- ストレージやメモリなどハードウェアの不具合
特に、複数のアプリを同時に起動している場合や、長時間パソコンを使用している場合は、動作が重くなってフリーズすることがあります。
パソコンが以前から遅くなっていた場合は、以下の記事も参考にしてください。
→Windows 11でパソコンが重い・遅いときの対処法
Windows 11でフリーズしたときの7つの対処法
ここからは、フリーズしたときに試してほしい方法を紹介します。
できるだけ上から順番に試してください。
1.少し待ってみる
まずは、すぐに電源ボタンを長押しせず、1~3分程度待ってみましょう。
Windowsが完全にフリーズしているように見えても、裏側で処理を行っている場合があります。
特に、
- Windows Updateを実行した直後
- 大きなファイルを開いたとき
- 動画編集など負荷の高い作業をしているとき
- 大量のファイルをコピーしているとき
などは、一時的に画面が固まることがあります。
パソコンのランプが点滅している、ファンが動いているなど、処理が続いている様子がある場合は、しばらく待ってみてください。
2.マウスが動くか確認する
画面が固まったように見えても、マウスだけ動く場合があります。
マウスポインターを動かしてみてください。
マウスが動く場合は、完全なフリーズではない可能性があります。
もしマウスがまったく反応しない場合は、マウス本体やUSB接続などに問題がある可能性もあります。
マウス自体が動かない場合は、以下の記事も参考にしてください。
→Windows 11でマウスが動かないときの対処法」
3.Ctrl+Alt+Deleteを試す
マウスが動かなくても、キーボードが反応する場合があります。
その場合は、
Ctrl+Alt+Delete
を同時に押してください。
画面が切り替わった場合は、完全にWindowsが停止しているわけではありません。
表示された画面から、
- タスク マネージャー
- サインアウト
- 再起動
- シャットダウン
などを選択できます。
アプリが原因でフリーズしている場合は、タスク マネージャーを開いて応答していないアプリを終了してみましょう。
4.タスク マネージャーから応答していないアプリを終了する
Ctrl+Alt+Deleteが反応する場合は、タスク マネージャーを開いて原因となっているアプリを終了できます。
キーボードから、
Ctrl+Shift+Esc
を押す方法でもタスク マネージャーを起動できます。
タスク マネージャーが表示されたら、動作していないアプリを確認します。
「応答なし」になっているアプリがあれば、そのアプリを選択して「タスクを終了」を実行します。
ただし、アプリを強制終了すると、保存していないデータが失われる可能性があります。
そのため、重要な作業をしている場合は、できるだけ通常の終了方法を優先してください。
アプリそのものが開かない・正常に動作しない場合は、こちらの記事も参考になります。
5.Windowsキー+Ctrl+Shift+Bを試す
画面表示だけが固まっている場合は、グラフィックドライバーを再起動するショートカットが役立つことがあります。
キーボードで、
Windowsキー+Ctrl+Shift+B
を同時に押してください。
画面が一瞬暗くなったり、音が鳴ったりすることがあります。
これはWindowsのグラフィック関連の処理を再起動するための操作です。
この操作で画面が復旧すれば、パソコン全体が完全に停止していたわけではなく、画面表示やグラフィック関連の問題だった可能性があります。
何度も画面が固まる場合は、グラフィックドライバーやWindows Updateなども確認しましょう。
6.通常の再起動を行う
上記の方法で改善した場合は、Windowsを通常の方法で再起動してください。
再起動することで、一時的なメモリ使用量の増加や一時ファイル、動作中のプロセスなどがリセットされます。
再起動後は、すぐに大量のアプリを起動せず、フリーズが再発するか確認しましょう。
もしWindows Updateの後からフリーズするようになった場合は、Windows Updateに問題がないか確認してください。
→Windows 11でWindows Updateができないときの対処法
7.どうしても動かない場合は電源ボタンを長押しする
ここまで試してもまったく反応しない場合は、最終手段として電源ボタンを長押しして強制終了します。
一般的には、パソコン本体の電源ボタンを数秒間長押しすると電源を切ることができます。
ただし、強制終了には注意が必要です。
保存していないデータが失われる可能性があるほか、Windowsが書き込み処理をしている途中だった場合、データやシステムに問題が発生する可能性があります。
そのため、
「電源ボタン長押し」は、通常の再起動ができない場合の最終手段
として考えてください。
電源を切った後は、数秒待ってから電源を入れ直します。
再起動後に確認したいこと
フリーズから復旧できたとしても、何度も同じ症状が発生する場合は原因を確認する必要があります。
タスク マネージャーで負荷を確認する
Windows 11ではタスク マネージャーから、
- CPU
- メモリ
- ディスク
- ネットワーク
などの使用状況を確認できます。
特定の項目が常に高い場合は、その原因を調べてみましょう。
例えば、メモリ使用率が非常に高い場合は、起動しているアプリを減らすことで改善する可能性があります。
ストレージの空き容量を確認する
Cドライブの空き容量が極端に少なくなっている場合、Windowsの動作に影響することがあります。
不要なファイルやアプリを整理し、十分な空き容量を確保しましょう。
Windows Updateを確認する
Windows 11を最新の状態にしておくことも重要です。
Windows Updateに問題がある場合は、更新状況を確認してください。
→Windows 11でWindows Updateができないときの対処法
最近インストールしたアプリを確認する
フリーズが特定のアプリをインストールした後から発生するようになった場合、そのアプリが原因になっている可能性があります。
最近インストールしたアプリやドライバーがあれば、一度原因を切り分けてみましょう。
フリーズを繰り返すときのチェックポイント
一度だけではなく、何度もフリーズする場合は、単なる一時的な不具合ではない可能性があります。
次の項目を確認してください。
メモリ不足
メモリ容量が少ないパソコンで多くのアプリを同時に起動すると、動作が極端に遅くなる場合があります。
ストレージの問題
SSDやHDDに問題がある場合も、Windowsが不安定になることがあります。
発熱
パソコン内部にホコリがたまっていたり、冷却がうまくできていなかったりすると、動作が不安定になることがあります。
ドライバー
グラフィックドライバーやネットワークドライバーなどに問題がある場合もあります。
Windowsのシステムファイル
Windowsのシステムファイルが破損している場合、フリーズや動作不良が発生することがあります。
何度もフリーズする場合は、原因を一つずつ切り分けていくことが重要です。
フリーズしても慌てず順番に対処しよう
Windows 11のフリーズは、突然発生するため焦ってしまいがちです。
しかし、いきなり電源ボタンを長押しするのではなく、
- 少し待つ
- マウスを確認する
- Ctrl+Alt+Deleteを試す
- タスク マネージャーを開く
- Windows+Ctrl+Shift+Bを試す
- 通常の再起動を行う
- 最後に強制終了する
という順番で対処することをおすすめします。
特に、強制終了は保存していないデータが失われる可能性があるため、最後の手段として使用してください。
また、一度復旧してもフリーズを繰り返す場合は、メモリ・ストレージ・Windows Update・ドライバー・発熱など、根本的な原因を確認しましょう。
パソコンの動作が以前から遅くなっている場合は、こちらの記事もあわせて確認してください。
→パソコンが遅い原因は?Windows 11で初心者でもできる確認方法
よくある質問
Windows 11が完全に固まって何も反応しません。どうすればいいですか?
まず数分待ってから、Ctrl+Alt+Deleteを試してください。
それでもまったく反応しない場合は、電源ボタンの長押しによる強制終了を検討します。
ただし、保存していないデータが失われる可能性があります。
マウスもキーボードも動きません。故障でしょうか?
必ずしも故障とは限りません。
Windows自体が一時的に停止している可能性があります。
Ctrl+Alt+Deleteを試して反応するか確認してください。
フリーズするたびに電源長押ししても大丈夫ですか?
できるだけ避けてください。
強制終了は保存していないデータの消失や、Windows・ファイルへの影響につながる可能性があります。
何度もフリーズする場合は、原因を調べることが重要です。
Windows 11でフリーズを繰り返す原因は何ですか?
メモリ不足、ストレージの問題、アプリの不具合、Windows Update、ドライバー、発熱など、さまざまな原因が考えられます。
一つずつ原因を切り分けていきましょう。
まとめ
Windows 11でパソコンがフリーズした場合は、慌てて強制終了するのではなく、簡単な方法から順番に確認することが大切です。
特に、
- まず少し待つ
- Ctrl+Alt+Deleteを試す
- タスク マネージャーを確認する
- Windows+Ctrl+Shift+Bを試す
- 通常の再起動を行う
- 最後の手段として強制終了する
という流れで対処しましょう。
フリーズが何度も発生する場合は、一時的な不具合ではなく、メモリ・ストレージ・ドライバー・Windows・ハードウェアなどに原因がある可能性があります。
「たまに固まるだけだから」と放置せず、症状が続く場合は原因を確認しておきましょう。
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