Windows 11を使っていて、突然画面が真っ暗になってしまったことはありませんか?
電源ランプは点いているのに画面だけ表示されない、マウスカーソルだけ表示される、ログイン後に画面が黒くなるなど、症状はいくつかあります。
Windows 11の黒い画面は、ディスプレイドライバーやWindowsの一時的な不具合、画面出力設定、外部モニターとの接続などが原因で発生することがあります。Microsoftも、黒い画面が発生した場合は、画面出力の確認やグラフィックドライバーのリセットなどを案内しています。
この記事では、初心者でも試しやすい方法から順番に7つ紹介します。
Windows 11で画面が真っ暗になる主な原因
画面が真っ暗になる原因は1つとは限りません。
主に次のような原因が考えられます。
- Windowsの一時的な不具合
- ディスプレイドライバーの不具合
- HDMI・DisplayPortなどの接続不良
- 外部モニターへの画面出力設定
- Windows Update後の不具合
- Windows Explorerの停止
- 最近インストールしたアプリやドライバーの影響
- パソコン本体やディスプレイなどハードウェアの問題
特に、マウスポインターだけ表示されている場合は、Windowsのプロセスやディスプレイドライバーが原因になっている可能性があります。
まずは簡単な方法から試していきましょう。
対処法1:グラフィックドライバーをリセットする
最初に試してほしいのが、グラフィックドライバーのリセットです。
画面が真っ暗でもキーボード操作ができる場合は、
Windowsキー + Ctrl + Shift + B
を同時に押してください。
画面が一瞬ちらついたり、音が鳴ったりして画面が復帰する場合があります。
このショートカットは、Windows 11で画面が空白または黒い場合にグラフィックドライバーをリセットするためのものです。
改善しない場合
何も変化しない場合は、次の方法へ進みましょう。
対処法2:HDMIやDisplayPortなどの接続を確認する
デスクトップパソコンや外部モニターを使用している場合は、ケーブルの接続を確認します。
確認するポイントは次のとおりです。
- HDMIケーブルが抜けていないか
- DisplayPortケーブルが抜けていないか
- モニターの電源が入っているか
- モニター側の入力切替が正しいか
- ケーブルを一度抜いて挿し直す
- 別の映像端子があれば試す
可能であれば、別のHDMIケーブルやモニターを使って確認すると原因を切り分けやすくなります。
Microsoftも、黒い画面が発生した場合はケーブルや外部ディスプレイの接続状態を確認するよう案内しています。
ノートパソコンの場合
外部モニターやテレビに接続している場合は、一度すべて取り外してからパソコンを起動してみてください。
対処法3:画面出力を切り替える
パソコンが外部モニターなどに画面を出力していると、パソコン本体の画面が真っ暗に見えることがあります。
その場合は、
Windowsキー + P
を押します。
画面が表示されない場合でも、続けて「P」キーを押してから「Enter」を押すことで、画面出力モードを切り替えられます。
画面出力には、
- PC画面のみ
- 複製
- 拡張
- セカンドスクリーンのみ
などがあります。
間違った出力先になっている場合、この操作で画面が復帰する可能性があります。
対処法4:Ctrl+Alt+Deleteを試す
画面が真っ暗でも、Windows自体は動作している場合があります。
そこで、
Ctrl + Alt + Delete
を同時に押してください。
※キーボード自体が反応しない場合は、以下の記事も参考にしてください。
→ Windows 11でキーボードが反応しないときの対処法
Windowsのセキュリティ画面が表示された場合は、Windowsが正常に動作している可能性があります。
ここからタスクマネージャーを起動して、Windows Explorerを再起動してみましょう。
Windows Explorerを再起動する
- 「タスクマネージャー」をクリック
- 「プロセス」を開く
- 「Windows エクスプローラー」を探す
- 右クリックする
- 「再起動」をクリック
Windows Explorerが一覧にない場合は、タスクマネージャーの「新しいタスクを実行」から、
explorer.exe
と入力して実行します。
黒い画面にマウスポインターが表示されるケースでは、Windows Explorerの再起動によって改善することがあります。
対処法5:パソコンを強制的に再起動する
ここまでの方法で画面が戻らない場合は、パソコンを再起動します。
通常の再起動ができない場合は、電源ボタンを長押しして電源を切ります。
ただし、作業中のデータが保存されていない場合は失われる可能性があります。
そのため、パソコンが操作できる状態なら、まず通常の再起動を優先してください。
どうしても操作できない場合に限って強制終了を行いましょう。
再起動後に正常に画面が表示されれば、一時的なWindowsの不具合だった可能性があります。
対処法6:セーフモードで起動する
再起動しても画面が真っ暗になる場合は、セーフモードでの起動を試します。
セーフモードでは、必要最低限の構成でWindowsを起動するため、通常起動時に発生するドライバーやソフトウェアの問題を切り分けるのに役立ちます。
Windowsの回復環境から、
トラブルシューティング
→ 詳細オプション
→ スタートアップ設定
→ 再起動
の順番で進み、再起動後に「5」または「F5」を押して「セーフモードとネットワーク」を選択します。
セーフモードで正常に画面が表示される場合は、最近更新されたドライバーやインストールしたアプリなどが原因になっている可能性があります。
対処法7:ディスプレイドライバーを更新・ロールバックする
Windows Update後などに画面が真っ暗になった場合は、ディスプレイドライバーが原因の可能性があります。
→ Windows 11でWindows Updateができないときの対処法
セーフモードなどでWindowsを起動できた場合は、デバイスマネージャーを開きます。
手順
- 「スタート」を右クリック
- 「デバイスマネージャー」を開く
- 「ディスプレイ アダプター」を展開
- 使用しているグラフィックデバイスを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
Windows Update後に問題が発生した場合は、状況によっては「ドライバーを元に戻す」が有効な場合もあります。
Microsoftも、画面表示の問題が発生した場合には、ディスプレイドライバーの更新・ロールバック・アンインストールなどを案内しています。
それでも画面が真っ暗な場合
ここまで試しても改善しない場合は、Windowsだけではなくハードウェア側の問題も考える必要があります。
例えば、
- モニターの故障
- HDMI・DisplayPortケーブルの故障
- グラフィックボードの故障
- メモリなど内部パーツの問題
- ノートパソコンの液晶パネルの故障
- 電源関連の問題
などです。
特に、Windowsのロゴすら表示されない、BIOS画面も表示されないという場合は、Windowsではなくパソコン本体やディスプレイなどのハードウェアに問題がある可能性があります。
無理にパソコンを分解せず、メーカーや専門業者への相談をおすすめします。
Windows 11の画面が真っ暗になったときの対処法まとめ
今回紹介した7つの方法をまとめます。
| 方法 | 難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| グラフィックドライバーをリセット | ★☆☆ | ★★★★★ |
| ケーブル・電源を確認 | ★☆☆ | ★★★★★ |
| 画面出力を切り替える | ★☆☆ | ★★★★★ |
| Ctrl+Alt+Deleteを試す | ★☆☆ | ★★★★☆ |
| 再起動する | ★☆☆ | ★★★★☆ |
| セーフモードで起動 | ★★☆ | ★★★★☆ |
| ドライバーを更新・ロールバック | ★★★ | ★★★★☆ |
まずは、
① Windows+Ctrl+Shift+B
↓
② ケーブル・電源確認
↓
③ Windows+P
↓
④ Ctrl+Alt+Delete
の順番で試すのがおすすめです。
それでも改善しない場合は、セーフモードやディスプレイドライバーの確認へ進みましょう。
なお、Windowsが起動しない状態が続く場合には、Windowsに用意されている「スタートアップ修復」などの回復オプションも利用できます。回復操作にはデータに影響するものもあるため、可能であれば重要なファイルをバックアップしてから行ってください。

